
組合の若手、ヒロさんから「バスケットはどう打つんですか?」の
ご質問を受けました。
できればワタクシが教えていただきたいジャンルではありますが、
既に何点もバスケットパターンの作品を発表しているので、
「あくまでもワタクシの場合」として画像とともに公開させていただきます。

まずは道具です。
水分補給用のスポンジ、石板、スウェーベルカッター、モデラ
各種刻印、ネジ捻、タンニン鞣しの革、ゴムハンマーです。

まずは革に水分を与えます。そして刻印のテストです。
画像順に、X502、X512、D436、A102-1/2、B701です。
今回はX502、A102-1/2、B701の3種類を使います。

ネジ捻でラインを引き、そのラインをスウェーベルカッターで筋彫りをします。
筋彫りしたラインをB701を使い遠浅にします。さらにバスケットの
基本ラインを確認できるくらいの薄さに革に引きます。
そしてX502をラインに沿って交互にマーキングします。


マーキング→打ち込み→マーキング→打ち込み→・・・。を繰り返します。しんどいです(汗)
このとき、遠浅にした部分の周りはマーキングだけで打ちまないようにしています。
あとでボカシの刻印を打つので、あえて残します。

遠浅にしたラインにA102-1/2をバランス良く打ち込んでいきます。
さらにX502を被らないように注意して打ち込み完成です。

できるだけ簡単に説明したとは思いますが、ちゃんと伝わるかどうかは
なんとも言えません(汗)
不明なところがあればその都度お答えしたいと思います。
ヒロさん、レッツ・トライです。まずやってみましょう!(笑)
posted by ヨシヒロ at 13:39| 石川 ☁|
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